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ストレッチでインナーマッスルを鍛えよう
インナーマッスルは身体の中心部にある、家でたとえるなら梁や部屋と部屋を仕切る壁のような存在です。もしこれがフニャフニャしていたら、家は耐久性に欠けて崩れてしまうでしょう。
人間の身体もインナーマッスルの力が低下すると支えがきかなくなり、神経が圧迫されて痛みがでたり、こりを起こしたりするのです。たとえば腰の場合は、「大腰筋(だいようきん)」と呼ばれる背骨と骨盤や足をつなぐインナーマッスルが衰えると、骨盤が上半身の重みを支えきれなくなり、前後や左右にゆがんでしまって腰痛を引きおこすのです。
だからインナーマッスルを鍛えることは、腰痛にかぎらず痛みを解消するためにたいへん実効性のある手段。しかし目には見えない筋肉をいかに鍛えるの?と、誰もが疑問に思うでしょう。
たしかにインナーマッスルだけを鍛えるというのは実際には不可能で、アウターマッスルとともに鍛えるという方法が現実的です。具体的には、筋肉に負荷をかけてムキムキマンを目ざすハードトレーニングではなく、大きくて伸びやかな動きのなかで筋肉をほぐして筋肉本来の動きをとりもどすと、身体の内部を支えているインナーマッスルも正しく動かされ強くなるという論理。その運動にはストレッチがいちばんなのです。
どこでもできる腰痛ストレッチ